はじめてのお道具シリーズ~無駄なものはいらない 第3回『鉛筆②』
鉛筆については、もう少知りたいという声がありましたので、もう少し詳しくお伝えしようと思います。
私たちがよく使う道具、それは筆記具です。
最近では文字を書く機会は以前と比べると少なくなっているかも知れません。
でも、鉛筆やペンの持ち方は私たち日本人にとって日常生活に欠かせないお箸の持ち方と直結していますので、幼児期にしっかり正しい持ち方を覚えておくと良いと思います。
多くの児童が正しい鉛筆の持ち方をしていないと言われています。
原因として、正しい持ち方を家庭や保育園、幼稚園で教えられていないから、そして教師も正しい持ち方を知らず正しく持っていないため指導が出来なかったとさえ言われています。
中には、正しい指導をされているところも勿論ありますが、幼稚園、保育園では持ち方よりも、クレパスやクレヨン、筆など色々な筆記具を使って技法を楽しむ経験の方を優先されているところが多いように感じます。
間違った持ち方で多いのが、、、
・指に力が入って、人差し指の第二関節がとがっている。
・鉛筆の軸が人差し指に沿わず、人差し指と親指の付け根あたりに付いている。
この2点が多いようです。
間違った持ち方は姿勢も悪くなりがちです。
正しく持てるようにするための補助具や鉛筆などもいろいろ出ています。
まずは、お家の方が正しい姿勢や持ち方を覚えて就学までにお子さまがしっかりマスターできるといいですね。
※トンボ
鉛筆のガイドラインに合わせて持つだけで正しい持ち方ができる!三角軸と六角軸があります。