はじめてのお道具シリーズ~無駄なものはいらない 第4回『消しゴム』
小学校高学年にもなれば、自分の好みで消しゴムを選べば良いと思いますが、初めて使う消しゴムはお家の方と一緒に選んでいただけるといいかと思います。
慣れない子が片手で消しゴムを使ってうまく消せない、紙がクシャクシャという場面をよく見てきました。
消しゴムがうまく使えることで作業効率が上がります。
・消しゴムの大きさ
初めての消しゴムは手になじむあまり大きすぎないもの、やや小ぶりなものが使いやすいと思います。
・紙は押さえるようにしましょう
消しゴムを持つもう片方の手は紙をしっかり押さえて消すようにしましょう。押さえてないと、紙がよれたりクシャクシャになったりします。
・使い終わったらケースに入れましょう
消しゴムは高温多湿で劣化しやすいと言われています。ケースから出して使う場合も使い終わったらケースに入れましょう。
数種類の消しゴムを使い比べてみました。
※あくまで個人の使用感です。
画像の左から
①富士山消しゴム
②Clear Radar
③AinBLACK Pentel
④学校消しゴム
⑤WAIR-IN
⑥PUMA(ERASERと書いてあるだけでメーカー不明です)
4Bの鉛筆で書いた1本の線を、6種類の消しゴムで消してみました。
同じくらいの筆圧で書いた線を、下から上へ同じくらいの力でなぞるように消したのですが、、、
以外となぞるだけでは消えません(;゚ロ゚)
下半分をもう一度なぞってみました。
きっと消しゴムを使うときに1方向に1度だけなぞるということはないかと思いますが・・・
①の富士山消しゴムは個人的に好みです。
使っていくうちに中央の星形の白い部分が見えて富士山になっていくんだろうなと、使うのが楽しみです。初めての消しゴムとしては・・・どうかと思いますが(..;)
②のClear Radarは初めての消しゴムとしては使えないと思います。
透明で美しいのですが、我が子に言わせれば『それあかんで』と言ってました。初心者、せっかちさんには向かないようです。
③のAinBLACK は紙面に消しゴムのカスが残りました。
黒い消しゴムは有能なイメージがあるのですが、カスが細かく残るので書くたびにカス集めが大変かも?
④の学校消しゴムは王道かな?使い込まないと分からないですが、折れにくく濃い字もよく消えると書いてあります。
個人的には、消しゴムに巻いてあるセロハンのまま使いたい方なのですが、この消しゴムは他の消しゴムと違い、使うところだけセロハンが剥がせるようには出来ていません。セロハンのサイズも消しゴムにフィットしていなくて剥がして使うようになっていると思います。どうでもいいことかもしれませんが・・・
⑤のWAIR-INは私の愛用品です。④の学校消しゴムよりも少し小さめです。私の周りでも使いやすいと愛用者が多いです。
⑥PUMAは意外と消えて驚きました。ただ、このサイズはちょっと使いづらいかな?
以上個人的な感想です。
画像も、同じような筆圧や圧力で試したつもりですが、あくまでも参考程度にしていただければと思います。
消しゴムの半分は『やさしさ』でできていると、どこかのサイトに書いてありました。
使い方で形を変えていく消しゴム。
初めて使う消しゴムとして、使いやすいものが探せるといいですね。