子どもとの接し方

子どもとの接し方

生まれて一年ごとに大きく成長する子ども。

小さければ小さいほど挫折や諦めを知らない。

例えば、寝返りやハイハイ、立ち上がる、歩くを諦める赤ちゃんはいない。

それは、人間に備わった天性の才能だと思う。

この平等な才能が、乳幼児期に褒められ愛情を感じることで自己肯定感を育み、ひいては幸せな人生を生きる基盤となる。

 

残念なことに、小さな成長を心から喜ばれ称賛される時期は短く、就学前頃には、親の価値観や周りの大人の考え方に従うようにされてしまう。

良かれと思ってのことだが、指示されることが多くなるとともに、指示待ちの子が多いと言われるのはこの所以だと思う。

 

じゃあどうすればいいか?

何が良いかは後でないと分からない。

私の結論としては、寄り添い見つめること。

『小さいうちは手を離さず、少し大きくなると目を離さず、その後は心を離さず』

小さいときは力で、少し大きくなると知識で、その後は生き方で子どもの先を行く。

 

子どもは幼いのでなく、小さい人。

可能性∞無限大だということを忘れない。

もちろん、経験や体力などで大人と同じように出来ないことは多いが、支配下におかない。人として同等に向き合う。

 

就学前の時点で、それまでの環境や経験で大きな差ができる。

知識や経験が豊富なことが良いのではなく、それらによって自信や興味の範囲が広がることが凄いことだと思う。実際にそう言う子達をたくさん見てきた。

 

もちろん、遊ぶこと(遊びこむこと)はとても大切。

でも、それにプラスアルファ、知識や探究心をくすぐるアプローチができたら最強だと思う。

よく観察しておかないと、子どもの好きなこと興味のあることを見逃してしまう。

習い事を考えるとき、親の希望だったり、子どもの希望だったりするが、親の全く知らない分野だったり、反対したくなるような習い事をしたいと言われたらどうするだろう?

 これからの時代、英語は必須だと思い、子どもの気の進まない英語教室に通わせるのはどうだろう?

バイオリンを10数年大きな先生について通わせていた方がいた。

将来も音楽の方にと思われていたのに、ある日突然子どもが『やめる!』と言って親が大ショック、、なんて話しはよくあること。

 

『十人十色』子どもの好きなことや特性を知り伸ばしてあげたいですね。